目次
対象サービス:WorkstyleOS Portal、ホテリング機能
対象者:管理者
本ページでは、WorkstyleOS Portal のチェックイン画面で、スポットの分布率・占有率を適切に確認できるようにするためのスポットの設定について説明し、設定例を紹介します。
補足
・スポットの登録・編集の基本的な操作方法は「スポットを登録・編集する」をご参照ください。
・チェックイン画面におけるスポットの分布率・占有率の確認方法については、
「スポットのチェックイン状況を確認する」をご参照ください。
スポットの階層構造を設定する
出社率を確認できる設定をする
例えば下図の場合は、「Kobe Office」の分布率と「Tokyo Office」の分布率を合計することで組織全体の出社率を確認できます。
ここで「Kobe Office」と「Tokyo Office」の上位スポットとして「オフィス」というスポットを作成すると、組織全体の出社率をひと目で確認できます。
最大でどの単位で分布率、占有率を確認したいかをご検討のうえ、スポットの階層構造を設定してください。
補足
・スポットの作成、利用開始後でも階層構造は変更できます。
「スポット一覧画面」をご参照ください。
スポットの同時利用可能人数を設定する
占有率を正しく表示するには、スポットの同時利用可能人数を設定する必要があります。
占有率を正しく表示する設定をする
本ページでは、下図のスポット「Tokyo Office」を例に、基本的な同時利用可能人数の設定方法を説明します。
「Tokyo Office」は次のような4階層構造のスポットとして作成しています。
同時利用可能人数を設定する際は、まずチェックイン可能なスポットの同時利用可能人数を設定します。
「Tokyo Office」では、会議室がそれぞれ定員4名、座席がそれぞれ定員1名であるため、下図の赤字のように同時利用可能人数を設定します。
チェックイン不可のスポットの場合は、子スポットの同時利用可能人数の合計値になるように設定します。
「執務室」には座席が4つ存在するため、同時利用可能人数を4名として設定します。
「1F」には4名上限の会議室が2つと4名上限の執務室が1つ存在するため、同時利用可能人数を12名として設定します。
「Tokyo Office」にはフロアが1つしかないため、「Tokyo Office」の同時利用可能人数も12名として設定します。
以上が占有率を確認できるようにするための、基本的な同時利用可能人数の設定方法です。
「密」を可視化する設定をする
オフィスやフロアの同時利用可能人数を、子スポットの合計値ではなくあえて少ない人数を設定することで、「密」を可視化し、避けるよう注意喚起ができます。
下図では、4名上限の会議室が2つと4名上限の執務室が1つでフロア全体としては12名のキャパシティがあるものの、フロア全体の同時利用可能人数を5名として設定しています。
補足
・オフィスやフロアに設定した同時利用可能人数にもとづいて、子スポットの予約、チェックインの操作を制限することはできません。
チェックイン画面上での占有率の表示のための設定です。
予約、チェックインの可否は、チェックインする対象のスポットの同時利用可能人数にしたがいます。
リモートなど人数上限を設けないスポットを設定する
リモートワークなど、人数上限が存在しないもしくは敢えて上限を設けないスポットを利用する場合は、同時利用可能人数を0名で設定します。
同時利用可能人数を0人(無制限)に設定しているスポットでは、占有率は表示されず、チェックイン中の人数だけが表示されます。
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